中村市内の財布の落とし物が3点みつかりました。
女子大生の財布
こちらは女子大生の財布です。学生証に写った高校生のときの写真と、運転免許証をとったのはその後でしょうか。大学生デビューして垢抜けた印象に変わっています。実家ぐらしで家が伊庭山、定期券の行先は玉津ですが、学生証が弘苑学院大学なのでこちらに通っているということでしょう。彼女の生活は中村市内で完結しています。コンタクトレンズやネイルサロンの会員証、カラオケ店のレシート…なるほどこれが女子大生の日常、というところでしょうか。ピアットというイタリアンファミレスで2人でごはんを食べた後、コンビニで歯ブラシ・・・いや、普通に友達と課題を追い込む合宿してるだけかもしれませんし、深読みしないほうが良さそうです。
男性サラリーマンの財布
武井林田銀行、SBN三興銀行、ひかり銀行…メガバンクのキャッシュカードを持ち、航空会社のクレジットカード(NAW CARD)を持つ、なるほどこれがビジネスマンかという印象です。定期券を見るに、吉森(西急出ノ町の1駅先)から榊山(西京市の都心)まで、数十分ラッシュに揉まれて通勤するスタイルです。しかし気になるのは、疲れているのでは?という心配。レシートに刻印された時刻は、遅い時間ばかり。漫画喫茶のカードがあるのは…単なる趣味か、あるいは終電で帰れないことがあるのかもという邪推も。キャバ嬢名刺も1枚入ってますが、これも個人的な趣味か、会社の付き合いか、分かりません。
高齢女性の財布
一気に安定感が感じられます。高齢と言っても60代ですが、今の時代の60代はまだ「高齢」でもなく、アクティブで元気なことが多い印象です。とはいえ診察券が多いので、色々体のメンテナンスが必要なのでしょう。診察券の筆跡はすべて異なりますが、診察券の字は自筆ではなく、病院の受付さんの自筆です。図書館カードだけは本人自筆なので、図書館カードの筆跡が本人の字でしょうか。買い物も、前の2人とは異なり生活必需品の買い物が多いのが特徴的です。定期券はありませんが、駅から遠い谷芝団地に住んでいると、少し大きな買い物は平川まで出なければなりません。といっても旭丸(百貨店)のセールでタオルで買って、ちょっとお茶して帰る…堅実な生活を送っている印象です。