タモリ倶楽部「地図マニアの最終形 ひとり国土地理院大集合」


タモリ倶楽部「地図マニアの最終形 ひとり国土地理院大集合」に出させていただきました。
(3番目の者です。)

タモリ倶楽部をご覧のみなさまへご挨拶

ご覧いただきました方々、ありがとうございます。作者や読み手によって呼び方は様々ですが、架空地図、妄想地図、空想地図、想像地図・・・つまり実在しない世界の地図です。
※最も早い地域で放映は6/28でしたが、地域によってはこれからの所もあります。

番組に出て実際にお話した感想、というか驚くべきは、タモリさんの地図・地理知識でした。確実に、我々3人を超えていたと思います。ニッチゆえに多少の視聴者を置いてけぼりにしつつ、突き抜けてしまうのは少々の心苦しさもありつつ、好反応も多かったのは幸いでした。

番組の感想・まとめ

タモリ倶楽部架空地図会のまとめ – Togetter
※番組中のTwitterツイートの抽出です。
http://togetter.com/li/526536

タモリ倶楽部「地図マニアの最終形 ひとり国土地理院大集合」のまとめ【その2】 – Togetter
※番組後のTwitterツイートの抽出です。
http://togetter.com/li/528647

2ch / タモリ倶楽部 (2013/06/28)
※番組中の書き込みです。(前半)
http://unkar.org/r/liveanb/1372432599

2ch / タモリ倶楽部2 (2013/06/28)
※番組中の書き込みです。(後半)
http://unkar.org/r/liveanb/1372433999

架空地図を軽くまとめ – NAVER まとめ
※架空地図に対するまとめと反応の一部です。
http://matome.naver.jp/odai/2137245180855122801

【みんなの反応】タモリ倶楽部 「地図マニアの最終形 ひとり国土地理院大集合」まとめと地理人からのご挨拶 – ねとなび
※当投稿に対する反応です。
http://netnavi.appcard.jp/e/16twe

『タモリ倶楽部』 感想 ( 2013年07月~09月)
※毎週タモリ倶楽部を見ている方のまとめと感想です。
http://homepage1.nifty.com/rtybido/impre/tvetc/tamokura201307.htm#0717

ろくもじ >> 「タモリ倶楽部」
※誤字が多いですが、番組の要約です。
http://6mj.tv/episode_CEAAB1082F92EC73BC0AAF9EFDAE69E5.html

羊の放牧日誌 架空地図、ヒマを持て余した神々の遊び : クラウドシティなう
※番組を見た方の感想です。
http://blog.livedoor.jp/cloudcityblog/archives/28939229.html

タモリ倶楽部・架空地図… – 楽々らく話 – Yahoo!ブログ
※番組を見た方の感想です。
http://blogs.yahoo.co.jp/rakuraku3610/11221075.html

架空地図という趣味の話と「六人目の少女」を読んだ感想 – ときどき休みます
※番組を見た方の感想です。
http://karigari.hatenablog.com/entry/2013/06/29/000000

作者から

(2番目の作者 畝丘さんから) 路地裏の架空都市 タモリ倶楽部をご覧戴いた皆様へ
http://iuc.blog.shinobi.jp/取扱説明書/タモリ倶楽部をご覧戴いた皆様へ

(というわけで、作者として私も・・・)

密室趣味として

この趣味は、他の誰かに影響されることなく、1人で黙々と追及する人が多いようです。
私も描き始めから4~5年の間は1人でした。途中人を巻き込みもしましたが、現在も地図そのものは1人で作っています。
ゲームのように相手がいることで成り立つ訳でもなく、イラストや小説のように同じ趣味の人の同好会や同人サークルがある訳でもありません。
同業者の人口が少ないこと、何を描きたいのかはひたすら自分との対峙になるため、この趣味の”密室性”は高くなります。
また、何故始めたか、何が楽しいのか、何を目指しているのかが説明しにくく、人にはこの趣味を打ち明けない人も多いようです。
Twitterでも「実は私もやっていた」という声が多かったこと、「黒歴史だと思っていた」との声もあり、密室性の高さが伺えます。そんな架空地図/空想地図も、タモリ倶楽部の放映で明るみになり、密室は所によって、風通しの良い密室になりました。

「コアな趣味」ながら

「地図マニア」でもニッチですが、その中でも番組で「最終形」とタイトルがついたように、ニッチな中でもニッチです。それゆえ、視聴率はさほど伸びなかったようですが、全くの新しい分野だった新鮮味もあり、ヒットは狭く深くだったようです。
さて、実際に地図を描く人々、その近くにいる人々は、は大きく括れば地図・地理、あるいは公共交通(鉄道等)、土木・建築・都市計画方向の人が多いようです。深めたらキリがない領域ゆえに、どうしても”狭く深く”なりやすく、共有できる人も同じ趣向・知識を持ったごく少数の人に限られるのでは、という空気も感じますが、私の経験上、見て楽しむ分には、一切そんなことはないと思っています。
たしかに、描くのはかなり面倒で、色々なことを考えさせられます。しかし、小説や写真が「同人サークルで消費する限りのもの」ではなく、「広く一般的に見られるもの」であるように、地図も、同じく空想地図も、万人がとは言いませんが、広く一般的に見ても、どこかおもしろいものであれば、と思っています。

地図好きでなくても、意外と楽しい

これは私の個人的な趣味として、地図好きや同業者だけでなく、「狭く深く」の範疇にいない人、むしろ地図好きでない人に楽しんで見てもらう、ということがあります。地図を見ていろいろな空想・妄想をしてしまう読解力がある人のみならず、もともと持っている地域の生活感や想像力を、地図を通して落としこむナビゲートをすると、見る人の中で、地図を通して想像力が形になっていきます。
とりわけ多くの人にとって、地図は、目的地に行くときに見ます。現在地と目的地を対照し、そのための最短ルートを探して実際に行く、この時のGPS的なことが苦手な人にとって「地図は苦手」になってしまう場合があります。今やスマートフォンの登場で、現在位置は自動的に地図に現れる時代です。苦手な部分は機械に任せて、純粋に地図を見る、ということがしやすくなった時代かと思います。
単純に、線や文字等の情報が多いところは人も多く、少ないところは人も少ない、直線的なところと曲線的なところで空気感はどう違うのか・・・縮尺や図法の問題はあれど、私も7歳の頃にはだいたい地図が読めたように、少々ナビゲートがあれば、地図は文字情報よりも直感的に読み取れるものです。そのため、私がこれまで周囲の色々な人に話をした限り、地図嫌いでも、空想地図の世界の「地元民」の感覚を得る人が何人もいました。

「方向音痴だし、地図なんて全く興味なかったけど。そこから、あんなに読み取れる住民物語があるんだと思ったらすごい面白かった!!」
今回も、こういう感想をいただくと、「あ〜、やってて良かったな〜」と思います。

これからの予定

なんといっても地図が未完成ですので、まずはそれを完成させることが、勝手ながらミッションです。あとは縮尺から考えた小中学校の面積の狭さ、街区小公園や消防署の少なさを補うとともに、そして万物に対する知識が十分ではないので、各界に通じる方達に地図を見ていただき、随時修正・補正する必要があります。また、@_olo_さん作製の住民票の他、私からもことりっぷ風街案内等、地図以外に街の空気感を映すものを作っていく予定です。
ならびに、白水社から「みんなの空想地図」を、イカロス出版からイカロス・ムック「空想地図の描き方」を出版予定です。これも、コアな地図趣味の方にはもちろん、地図ビギナーの方にも楽しんで見ていただけるようなものができればと思い、制作・執筆を進めております。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。